【子連れ乗鞍岳】6歳と登山チャレンジ|畳平から山頂までの記録

子連れ登山

【基本情報】

・行先:乗鞍岳(長野県)                                          

・実行日:2025年8月1日・2日

・登山時間

 登り:畳平5時30分出発。肩の小屋6時30分~7時。

 山頂:8時30分頃。

 下り:肩の小屋10時30分~11時。畳平12時。

・メンバー:私、上の子(6歳男)

「6歳の子でも3,000m級に登れるのか?」そんな半信半疑の状態で、乗鞍岳に挑戦しました。3,000mというと本来は本格登山が必要な領域ですが、乗鞍岳はバスで2,800メートルまで行けるため、子供でも挑戦できる数少ない山です。

結果として、息子は無事に登頂。鍵は高山にのみ住んでいる「雷鳥」でした。
帰宅後、夏休みの絵日記に「雷鳥に会えたこと」を書いていました。

【乗鞍高原までの道のり】

息子の疲労を最小限にするために、交通機関はカーシェアを選択。車内では、助手席に初めて乗せてもらったことが嬉しかったらしく、ラジオの音楽に合わせて上半身でダンスをするなど機嫌良くスタートすることに成功しました。松本から高速を降りて、乗鞍の前に白骨温泉泡の湯で硫黄泉を楽しみます。ただ、露天風呂にアブが結構いたのに息子が耐えられず、内風呂に避難したくらい。

【乗鞍高原善五郎の滝でハイキング】

乗鞍高原には少し早めについたので、乗鞍岳に登る前に善五郎の滝でハイキングを行いました。ツキノワグマがいるため、鉄の鐘が置かれてて、それを叩きながら進みます。結構そういうのに食いつくので子供連れには気分転換という意味でありがたい。子供いたので滝は片道20分程度行くと、善五郎の滝があります。巨大な滝というより、気持ちのいい綺麗な滝でした。

【畳平の銀嶺荘で宿泊】

乗鞍高原から乗鞍岳の登山開始場所である畳平までは乗鞍岳エコーライン(バス)で行きます。1時間くらいかけて、2,800メートルくらいまでバスは登っていきます。乗鞍高原は大自然という感じですが、畳平はまた別世界。山岳地帯の景色です。畳平には2か所宿があり、万全を期してその1つ銀嶺荘に宿泊しました。チェックインをし、日が暮れるまでまだ時間があるようだったので花畑を散策。乗鞍岳独特の景色を楽しんでいましたが、虫が結構いて息子はそれが蜂に見えるようで嫌がっていました。宿の隣には乗鞍本宮があってそこで翌日の登山成功を祈願し、翌日の登山に備えました。

【息子との乗鞍岳登山(救世主雷鳥)】

翌朝は朝食をお弁当にしてもらい、5時半頃に銀嶺荘に荷物を預けて出発しました。この季節だと道端に様々な花が咲いていてキレイなのですが、例の蜂もどきに息子は大警戒。ダンゴムシとかアリは平気なのですが、蜂もどきのような虫が怖いというのは東京に住んでいることのデメリットかもしれないです。田舎出身の私は子供の時から結構平気だったような。なお、天気が良かったためか、そこまで冷えず、長袖Tシャツで子供は登山を行いましたが、念のためカッパは準備していました。

そして私自身は実は乗鞍岳に登ろうと畳平まで来たことあるのですが、天候が悪くいつも諦めていました。今回は快晴で遠くにはうっすら雲海も見えて、最高の景色です。気持ちのよい朝の登山を楽しみながら肩の小屋まで来たのでここで銀嶺荘に作ってもらったお弁当を食べることにしました。

小屋の横のベンチに座って2人でお弁当を食べます。ふと近くを見ると何か動いていることに気づきました。なんと「雷鳥」です。しかも親子3匹。子供は大喜び。どうも現在の小1のブームはUMAや絶滅危惧種らしく、その絶滅危惧種かつ天然記念物である「雷鳥」に是非会いたいというのが息子の希望でした。昨日の花畑でも探したが会えなかったので、無理かなと思っていたが良かった。

息子は「雷鳥」に出会えたことで、スイッチが完全に入りました。「さっきの雷鳥、また会えるかな」そんな会話をしながら、一歩一歩頂上を目指します。幅は小さいものの確実に前に進み、無事頂上まで登山することができました。頂上では2人でカップラーメンを食べて、景色を楽しんでいると少し曇ってきたため、下山に入ります。日帰り組がどんどん来たのか、帰りはすれ違う人達で大渋滞です。その後下りの中盤でこけてしまい、今回最大の危機がきました。ママに電話し「ママに会いたい」と泣いてしまいましたが、「頑張れ」とママに言われて、グミでごまかしながら何とか肩の小屋まで下山に成功しました。特に子供は登りより下りが難しいのかもしれないです。肩の小屋ではおしるこ食べてよいと伝えると、急にご機嫌になり、そのまま畳平まで下山することができました。

【帰宅】

畳平で少し休憩後、乗鞍岳エコーライン(バス)で乗鞍高原へ。乗鞍高原温泉湯けむり館で硫黄泉にゆっくり入浴して車で帰ってきました。

後日、息子は夏休みの絵日記に雷鳥に会えた喜びを書いており、それを見て行って良かったと私も嬉しかったです。

乗鞍岳は日本の3,000m級の中で最も難易度が低い山ですが、景色は他の3,000m級と同格のきれいさであり、時期も良かったのか花があちこちで咲いていました。そして運要素もあるのでしょうが、「雷鳥」の親子に会えたのが今回の最大のポイントだったように思います。「3,000m」という特別な体験を、子どもと一緒に共有できる山はそう多くありません。
その中で乗鞍岳は、親子登山の“入口”としては間違いなく最高の一座でした。

【工夫した点】

〇事前に「雷鳥」という天然記念物かつ絶滅危惧種がいると息子に伝え、登山以外の楽しみを作った。

〇畳平で宿を取ることで登頂成功率の上昇を狙った。早朝から出発し、時間にゆとりが持てたのと渋滞緩和の効果があった。

〇最後はグミやおしるこなど「小さなご褒美」を用意して、最後まで歩き切れるようにした。

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