【子連れこもれび山荘】小学2年生と宿泊|部屋・食事・トイレ・予約事情を詳しく紹介

子連れ登山
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仙丈ヶ岳へ登る前日に、小学2年生の息子と2人で**北沢峠の「こもれび山荘」**に宿泊しました。

今回の目的は、翌朝に体力満タンの状態で仙丈ヶ岳へ向かうこと。

結果として、この前泊は大正解でした。

北沢峠のバス停から本当にすぐ。大部屋で予約しましたが、実際の寝床はカーテンで仕切られた2段ベッドで、息子と2人ならほぼ個室のように使えました。

トイレや洗面所も清潔。水道の水は飲むことができ、食事もしっかりしています。

唯一、「これがあれば最強なのに」と思ったのがお風呂・シャワーがないこと。

それでも、

「子連れで仙丈ヶ岳へ登るための前泊地」

としては非常に使いやすい山小屋でした。

この記事では、2026年8月に実際に小学2年生と宿泊した経験から、寝床・食事・トイレ・Wi-Fi・充電・予約事情などを詳しく紹介します。


結論|子連れ仙丈ヶ岳の前泊にこもれび山荘はかなりおすすめ

今回宿泊して一番良かったのは、

翌朝、起きたらすぐ仙丈ヶ岳登山を開始できること。

私たちは、

4:30起床
5:00朝食
5:30登山開始

というスケジュールで動きました。

北沢峠まで当日の朝に移動する必要がないため、息子も私も体力をほとんど消耗していない状態で登山開始。

翌日は小仙丈ヶ岳を経由して仙丈ヶ岳へ登頂し、仙丈小屋まで無事に歩くことができました。

子どもと仙丈ヶ岳へ行くなら、登山そのものの難易度を下げる方法のひとつとして、こもれび山荘での前泊はかなり有効だと感じます。

▶︎ 小学2年生と2泊3日で登った仙丈ヶ岳の登山記録はこちら
【内部リンク:子連れ仙丈ヶ岳まとめ記事】


今回の宿泊情報

宿泊したのは2026年8月21日。

小学2年生の息子と私の2人です。

宿泊内容は1泊2食付き。

大人1名、小学生1名で、合計25,400円でした。

予約は山小屋予約サイト「Yamatan・やまたん」から行い、宿泊代は予約後にクレジットカードで事前決済しました。

宿泊した翌日に仙丈ヶ岳へ登り、そのまま仙丈小屋へ宿泊する2泊3日の計画です。


予約開始日の朝には満室!それでもキャンセルが出た

こもれび山荘は3か月前から予約できました。

そのため私も宿泊日の3か月前に予約しようとしたのですが、

予約開始日の0:00ではなく朝に確認したところ、すでに満室。

「そんなに早く埋まるのか……」

と驚きました。

仕方なく、その時点では戸台パークにある仙流荘を予約。

ところが8月上旬、念のためもう一度こもれび山荘の空室状況を確認してみると、空きが出ていました。

すぐに予約を変更。

実際に泊まってみても、少なくとも1階はほぼ埋まっており、宿泊者はかなり多い印象でした。

つまり、

最初に満室でも、キャンセルが出る可能性はあります。

予約が取れなかった場合も、ときどき空室を確認してみる価値はありそうです。


北沢峠のバス停から本当にすぐ

戸台パークからバスに乗り、北沢峠に到着。

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そこで最初に思ったのが、

「こもれび山荘、近っ!」

でした。

バス停から歩いてすぐです。

山小屋というと、登山口から何時間も歩いてようやく到着するイメージがありますが、こもれび山荘は完全に別。

北沢峠までバスで来てしまえば、子どもでもほとんど負担なく到着できます。

初日はここまで。

登山は翌朝からにして、体力を温存しました。


大部屋を予約したら1階の2段ベッドだった

今回予約したのは「大部屋」。

そのため、私は勝手に広い畳部屋のようなものを想像していました。

2階。こっちで泊まる想定だった。

ところが案内されたのは、1階に並ぶ2段ベッドの上段。

しかも一番端のスペースでした。

基地っぽいと喜ぶ息子

子ども連れだったので、もしかすると配慮してもらえたのかもしれません。

2段ベッドは一人ずつ寝るスペースになっていて、隣との間にはカーテンがあります。

端から2番目の寝床には窓があり、息子がそこを気に入ったため、息子が窓側、私は一番端で寝ました。


カーテンを工夫するとほぼ2人部屋になった

隣同士の寝床はカーテンで仕切られています。

窓の右奥のカーテンフックをはずして手前に中央カーテンを動かした。

そこで、息子と私の間にあったカーテンのレールフックを1つ外し、2人分をまとめて囲うようにしてみました。

すると、

ほぼ「親子2人用の小部屋」のような状態。

これが息子にはかなり良かったようです。

知らない大人が大勢いる大部屋でも、カーテンで親子の空間を作れたため、安心して寝ることができました。

「山小屋の大部屋で子どもが寝られるかな?」

という心配はありましたが、今回は全く問題ありませんでした。


布団は暖かく、夜も寒くなかった

寝床は布団タイプ。

外へ出るとさすがに夜は寒いのですが、寝床では全く寒さを感じませんでした。

布団もしっかり暖かいです。

周囲には多くの宿泊者がいましたが、いびきや物音も私たちは特に気になりませんでした。

19時頃になると特にやることもなく、息子と2人でそのまま爆睡。

翌朝が4:30起床だったので、結果的にはちょうど良かったです。


小学生でも2段ベッドの上段は問題なし。ただし寝相には注意

7歳の息子でも、2段ベッド上段への上り下りは問題ありませんでした。

ただし朝方、息子を見ると寝ながらかなり足元側まで移動していました。

「このまま寝返りを打ったら落ちないか?」

と少し心配に。

子どもの寝相が激しい場合は、足元側にザックなどを置き、簡単な壁を作っておくと安心かもしれません。


荷物は布団の隙間へ

大きな荷物置き場が寝床内にあるわけではありません。

私たちは布団の隙間などにザックを置きました。

翌日、仙丈ヶ岳へ登る際には不要な荷物もあります。

そこで翌朝、小屋の方に声をかけて、

仙丈ヶ岳登山に不要な荷物をこもれび山荘へ置いていきました。

札に自分に名前を書いて荷物に付ける。この棚に荷物を置いて仙丈ケ岳へ。

息子のザックなども置いていったため、登山時の息子の荷物は双眼鏡程度。

翌日は仙丈小屋泊でしたが、こもれび山荘と仙丈小屋は同系列とのことで、このあたりも相談しやすかったです。

子どもの負担を減らすという意味でも助かりました。


夕食|ハンバーグとカレースープ

夕食は17:00。

食事場所は1階の2段ベッド前、フロント付近にある食堂スペースです。

席は指定されました。

この日のメインはハンバーグ。

そこに、

  • カレースープ
  • ご飯
  • 小さなプリン

などが付きました。

御飯とお茶が付く。

カレースープは少しスパイシー。

息子は食べませんでしたが、それ以外は普通に食べることができ、私としては全体的に満足でした。

最後に小さなプリンが出てくるのも、登山前の山小屋ではちょっとうれしい。

温かいお茶も出ます。

ただ、息子には熱かったため、持参していたペットボトルの水を飲ませました。

生ビールも販売しているようでしたが、翌朝から仙丈ヶ岳。

今回は我慢しました。

自販機もある。

朝食|4:30から食べて5:30登山開始

翌日の朝食は早朝から対応しています。

私たちは4:30を選択。

朝食は、

  • 鮭
  • ソーセージ
  • ご飯
  • 味噌汁

など。

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朝食時は席が自由でした。

山小屋に前泊した最大のメリットが、この時間から朝食を食べられることです。

4:30に朝食を食べ、

5:30には仙丈ヶ岳へ向けて出発。

これなら小学2年生連れでも、時間にかなり余裕を持って行動できます。


トイレは洋式で清潔|臭いも気にならない

山小屋泊で気になるもののひとつがトイレ。

こもれび山荘のトイレは男女別で洋式でした。

私が利用した限りでは、

臭いもほとんど気にならず、かなり清潔。

子どもでも問題なく利用できます。

トイレ前には洗面所もあり、歯磨きもここで行いました。

山小屋だからと身構えていましたが、水回りについて困ることはありませんでした。


水道の水は飲める|給湯器もあり

館内の案内には、

施設内・外のホースを含め、水道水は飲み水

との記載がありました。

給湯器も無料で利用できます。

私たちも、翌日の登山用の水をこもれび山荘で補給しました。

仙丈ヶ岳登山では水の確保も重要なので、出発前に補給できるのは助かります。


お風呂・シャワーはなし

一方で、こもれび山荘にはお風呂・シャワーはありません。

今回泊まって唯一、

「これで風呂まであったら最強なのにな」

と思った部分です。

ただ、北沢峠という立地を考えれば仕方ありません。

初日はバスで移動してきただけなので、私たちはそれほど気になりませんでした。


Wi-Fiあり|ただし私は未使用

こもれび山荘には山小屋Wi-Fiがあります。

案内ではStarlinkを活用したサービスとなっていました。

宿泊時の表示では、

2時間300円、24時間600円。

auユーザーは無料で利用できる案内もありました。

私は今回使用していません。

また、少し歩けば携帯電話の電波が入る場所もあるとの案内がありました。

山小屋でも通信手段があるのは安心材料です。

ただし翌朝早い登山者も多いため、消灯後の利用は控えるよう案内されていました。

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コンセントは使えない|モバイルバッテリー貸出あり

今回、地味に重要だと思ったのが充電事情。

宿泊者が使えるコンセントはありません。

その代わり、モバイルバッテリーを500円で借りることができました。

案内ではスマートフォン約1.5回分とのこと。

ケーブルはType-Cのみです。

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今回私は自分のモバイルバッテリーを持参しました。

翌日の仙丈ヶ岳では初めてYAMAPを使いましたが、想像以上にスマートフォンの電池を消費。

山小屋泊+YAMAPを組み合わせるなら、モバイルバッテリーはかなり重要だと感じました。


登山靴の洗い場で息子は水遊び

靴置き場は1階奥。

館内では山小屋のサンダルに履き替えて過ごせます。

外には登山靴の洗い場もありました。

水がかなりきれいで、息子はそこで水遊び。

初日は登山をしないため、山小屋に到着すると子どもは意外と暇になります。

周辺を散歩したり、水遊びをしたりして時間を過ごしました。

隣の山小屋まで歩いてみようかと誘いましたが、

「行かない」

と断られました。

登山本番前なので、それはそれで正解だったかもしれません。

小屋前から北沢峠とバスを見て過ごす。

館内には売店・談話スペースあり

小屋に入ってすぐの場所に受付と売店があります。

食事スペースは談話スペースも兼ねています。

山奥の山小屋というより、北沢峠のベースキャンプ的な雰囲気。

初めて本格的な山小屋へ子どもを連れていく場所としても、比較的ハードルが低いと思います。


宿泊者は高齢者中心|子連れは私たちだけ

宿泊日はおそらくかなりの混雑。

少なくとも1階の寝床は埋まっていました。

ツアー登山と思われるグループもいました。

宿泊者は高齢者がかなり多め。

私たち以外に子連れは見かけませんでした。

外国人登山者も、私が見た範囲ではほぼいません。

以前登った北海道の旭岳では外国人登山者をかなり見かけましたが、南アルプスの北沢峠周辺は雰囲気がかなり違います。

人は多いのですが、宿泊者の年齢層が高いためか館内は静か。

逆に息子が突然歌い始め、

「ここでは静かにしよう」

と止めたくらいです。


夜明け前に出発する登山者が多くて驚いた

20:00消灯。

翌朝になると、まだ暗いうちからヘッドライトをつけて出発する人がかなりいました。

私自身も登山経験はありますが、

「こんなに早く出る人が多いんだ」

と少し驚きました。

私たちは小学2年生連れ。

暗いうちから歩く必要もないため、4:30起床、5:30出発としました。

十分早いスタートですが、周囲を見るとむしろ遅く感じるほどでした。

北沢峠から登山開始

小屋のスタッフが登山ルートを気にしてくれた

子ども連れだったからか、スタッフの方から翌日の登山ルートについて少し聞かれました。

「仙丈ヶ岳へ登って仙丈小屋泊です」

と伝えると、特に心配される様子はありませんでした。

こもれび山荘と仙丈小屋を利用した2泊3日の計画だったため、かなり余裕のある行程と受け止められたのだと思います。

逆に、

「甲斐駒ヶ岳に登って、そのまま黒戸尾根を下ります」

などと言えば、子ども連れなら本気で止めてくれそうな雰囲気。

単に宿泊場所を提供するだけではなく、登山者の安全も気にしてくれている印象を受けました。


小学2年生と泊まって困ったことは?

結論としては、

お風呂に入れないこと以外、ほぼありませんでした。

特に今回の寝床が良かったです。

大部屋という名前から想像していたよりプライベート感があり、カーテンを工夫したことでほぼ親子2人の空間。

トイレも清潔。

食事も子どもが食べられるものが多い。

北沢峠のバス停からもすぐ。

小学2年生を連れて泊まる山小屋として、不安に感じる部分はほとんどありませんでした。


こもれび山荘に前泊する最大のメリット

やはり最大のメリットは、

翌朝、体力を一切消耗していない状態で仙丈ヶ岳へ登り始められること。

今回の息子は、

乗鞍岳、大菩薩嶺、金峰山、旭岳

などの登山経験があります。

それでも仙丈ヶ岳は標高3,033m。

一般的な日帰り登山にすれば、それなりに長い行程になります。

そこで今回は、

1日目 こもれび山荘
2日目 仙丈ヶ岳登頂→仙丈小屋
3日目 北沢峠へ下山

と完全に負荷を分散しました。

結果、息子が「疲れた」「帰りたい」と言うこともほとんどなく仙丈ヶ岳に登頂。

子どもに本格登山を嫌いになってほしくないなら、山小屋を使って余裕を作る。

今回、その効果をかなり感じました。


まとめ|また泊まりたい北沢峠の山小屋

こもれび山荘は、想像以上に子連れでも泊まりやすい山小屋でした。

特に良かったのは、

  • 北沢峠バス停からすぐ
  • 2段ベッド+カーテンでプライベート感がある
  • 布団が暖かい
  • トイレや洗面所が清潔
  • 飲料水を補給できる
  • 早朝から朝食を食べられる
  • 登山に不要な荷物を置いていける
  • 仙丈ヶ岳へ朝一番から出発できる

という点です。

お風呂・シャワーはありませんが、それを差し引いても満足度は高い山小屋でした。

次に来るなら、妻も含めて家族で来るか、次男も成長したら子ども2人と3人で泊まってみたい。

ここを拠点に仙丈ヶ岳へ登るのもいい。

甲斐駒ヶ岳へ登るのもいい。

余裕があれば両方狙うのも面白そうです。

そしてさらに子どもが成長し、本当に登山が好きになったなら。

いつか黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳へ登り、そのまま北沢峠のこもれび山荘まで歩いてくる。

そんな登山ができれば最高です。

今回の私たちにとって、こもれび山荘は単なる「前泊する場所」ではなく、

子どもと3,000m級の本格登山へ進むための、ちょうどいいスタート地点

になりました。

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