【子連れ至仏山】小学2年生と山ノ鼻から登頂|コースタイム・難易度・2年前の撤退から再挑戦

子連れ登山
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2年前、長男と至仏山に挑戦しました。

その時は鳩待峠から小至仏山方面へ登りましたが、出発が遅くなり、小至仏山手前のベンチ付近で時間切れ撤退。

それ以来、「いつかもう一度」と思っていた至仏山に、今回は小学2年生になった長男と再挑戦してきました。

今回選んだのは、

山ノ鼻 → 至仏山 → 小至仏山 → 鳩待峠

のルートです。

前日に至仏山荘へ宿泊し、翌朝6時30分に出発しました。

結果として無事に至仏山へ登頂できましたが、率直な感想は、

「鳩待峠側と山ノ鼻側では、同じ至仏山でもかなり印象が違う」

ということ。

山ノ鼻からの登りは長く、岩場も多く、子どもには歩きにくい場所が続きます。

これまで長男と登った山の中でも、我が家としては最難関クラスに感じました。

この記事では、小学2年生との実際のコースタイム、難しかった場所、途中で「帰りたい」と泣いた場面、2年前の撤退との違いまで詳しく紹介します。


  1. 今回の至仏山登山ルート
  2. 小学2年生との実際のコースタイム
  3. 前泊は至仏山荘|今回は時間に余裕を持って出発
  4. 6:30 山ノ鼻出発|最初は研究見本園を歩く
  5. 7:00 本格的な登山道へ
  6. 序盤で長男が2度転倒|今回最大のピンチ
  7. 10分ほどハグ|ホワイトチョコで復活
  8. お菓子が今回の救世主
  9. 8:10 森林限界へ|振り返ると尾瀬ヶ原
  10. 登れば登るほど尾瀬ヶ原が小さくなる
  11. 9:30 中間地点|まだ登りは続く
  12. 蛇紋岩よりも「道の歩きにくさ」が大変だった
  13. 木道が小さな沢に|長男はダム作りで気分転換
  14. 10:00頃 鎖場3か所|意外と問題なし
  15. 山ノ鼻側は途中撤退しづらい
  16. 11:30 山頂下のベンチへ
  17. 12:00 念願の至仏山登頂
  18. 登頂後の長男の感想は「楽しかった」
  19. 至仏山〜小至仏山は気持ちのいい稜線歩き
  20. 13:20 2年前の撤退地点へ
  21. 鳩待峠側は「別の山」のように歩きやすい
  22. 木道は滑る|私は下山中に2回尻もち
  23. 下りはほぼ休憩なし|「ママに会いたい」
  24. 14:50 鳩待峠で妻・次男と合流
  25. 登山組と尾瀬ヶ原組に分かれる家族旅行は可能
  26. 水は2.5L|登りで長男がかなり飲んだ
  27. 長男のザックは軽め
  28. 食料はおにぎり4個+お菓子
  29. 持って行った装備
  30. 服装|9月中旬でも登りは暑かった
  31. 山ノ鼻から鳩待峠までトイレなし
  32. 尾瀬ヶ原と至仏山登山は分けて考えた方がいい
  33. 小学2年生で山ノ鼻から至仏山は登れる?
  34. 子どもとの至仏山|鳩待峠ルートと山ノ鼻ルートは別物
  35. 2年前の撤退から再挑戦して感じたこと
  36. 【まとめ】念願だった親子での至仏山登頂

今回の至仏山登山ルート

今回のルートはこちらです。

山ノ鼻 → 至仏山 → 小至仏山 → オヤマ沢田代 → 鳩待峠

おおまかな標高は、

  • 山ノ鼻:約1,400m
  • 至仏山:約2,200m
  • 鳩待峠:約1,600m

山ノ鼻から至仏山山頂まで、約800mを登っていきます。

今回はYAMAPを使う予定でしたが、開始・終了操作に失敗。

GPSログを残せなかったのは今回の反省点です。

そのため、この記事では写真や時計を確認しながら、実際の通過時刻を記載しています。


小学2年生との実際のコースタイム

今回の登山記録です。

時刻場所
6:30至仏山荘・山ノ鼻出発
7:00研究見本園終了、本格的な登山道へ
8:10森林限界の看板
9:30中間地点の看板
10:00頃鎖場3か所
11:30至仏山山頂下のベンチ
12:00至仏山山頂
12:15至仏山山頂出発
12:50小至仏山
13:20小至仏山下のベンチ
13:30オヤマ沢田代
13:40オヤマ沢
14:50鳩待峠到着

山ノ鼻から鳩待峠まで、約8時間20分。

休憩を取りながら、小学2年生の長男のペースで歩きました。


前泊は至仏山荘|今回は時間に余裕を持って出発

今回、前日に家族4人で至仏山荘へ宿泊しました。

2年前に撤退した時との最大の違いは、朝から十分な時間を確保できたことです。

前回は鳩待峠を9時頃に出発。

結果として、小至仏山手前で時間切れになりました。

今回は本来5時頃から出発する予定でしたが、天気が流動的だったため山の様子を確認。

早朝の至仏山。登っても真っ白で何も見えないなら中止するつもりでしたが、晴れ間が出てきたため出発

最終的に6時30分に出発しました。

それでも前回よりかなり時間に余裕があります。

子連れで山ノ鼻側から登るなら、個人的には時間をかなり余裕を持って確保した方が安心だと感じました。

至仏山荘の部屋・食事・風呂・Wi-Fiなどについては、こちらで詳しく紹介しています。


6:30 山ノ鼻出発|最初は研究見本園を歩く

6時30分、至仏山荘を出発。

最初は尾瀬ヶ原の研究見本園周辺を歩きます。

登山入口は研究見本園

木道が続き、まだ本格的な登山という感じではありません。

天気は曇り時々晴れ。

ガスがかかったかと思えば、突然晴れて尾瀬ヶ原が見渡せる。

この繰り返しでした。


7:00 本格的な登山道へ

研究見本園を抜けると、本格的な登山道が始まります。

橋を渡ると登り開始

ここから印象が一気に変わります。

山ノ鼻側は、基本的にひたすら登り。

そして子どもには歩きにくそうな場所が多いです。

岩や段差が続き、

「至仏山ってこんなに歩きにくかったっけ?」

というのが率直な感想でした。

2年前に歩いた鳩待峠側とは、かなり違います。

道は水たまりだらけ

序盤で長男が2度転倒|今回最大のピンチ

今回一番危なかったのは、意外にも鎖場ではなく序盤の岩場でした。

長男が岩につまずき、右足を2回打撲。

出血はなく、足も普通に動かせており、歩行にも問題はなさそうでした。

ただ、本人の気持ちは一気に落ちました。

「帰りたい」

と泣き始めます。

ここで私は、

「パパ先に行くよ」

と言ってしまいました。

2年前なら、それで慌てて付いてきたこともありました。

しかし今回は逆効果。

長男はさらに号泣。

これは完全に私の失敗でした。


10分ほどハグ|ホワイトチョコで復活

そこで登山を止めて、10分ほど長男を抱きしめて待ちました。

少し落ち着いたところで、ホワイトチョコレートを口へ。

すると、ようやく気持ちが戻ってきました。

その後は、

「足が痛い」

とは一度も言いませんでした。

体力的に限界というより、打撲をきっかけに気持ちが切れてしまった部分が大きかったように思います。

最近の長男を見ていると、体力以上に序盤のメンタルを整えることが課題です。

金峰山でも同じような傾向を感じました。


お菓子が今回の救世主

今回、お菓子は本当に役に立ちました。

序盤のホワイトチョコだけではありません。

登りが長いため、気分転換として何度も活躍しました。

妻が長男のザックにクッキーを入れてくれていたようで、

「ママがくれた」

とうれしそうに食べる場面もありました。

子どもとの登山では、エネルギー補給だけでなく、

気持ちを切り替えるためのお菓子

も重要だと改めて感じました。


8:10 森林限界へ|振り返ると尾瀬ヶ原

8時10分、森林限界の看板へ。

ここから景色が一気に開けてきます。

今回の山ノ鼻ルートで最も印象に残ったのは、山頂そのものよりも、

登りながら何度も振り返って見る尾瀬ヶ原

でした。

ガスで何も見えなくなったかと思えば、突然雲が流れ、眼下に尾瀬ヶ原が広がります。

標高を上げるほど、尾瀬ヶ原をより高い位置から見下ろせるようになります。

山ノ鼻側から登る最大の魅力は、この景色だと思います。


登れば登るほど尾瀬ヶ原が小さくなる

時折、燧ヶ岳も姿を見せました。

長男に、

「向こうに見える燧ヶ岳は昔ママと一緒に登ったんだよ」

と話します。

さらに、

「その向こうにある会津駒ヶ岳も、今度一緒に登ってみたいな」

などと話しながら進みました。

子どもと昔登った山や、これから登りたい山を話しながら歩く時間も、親子登山の楽しさです。


9:30 中間地点|まだ登りは続く

9時30分、中間地点の看板へ。

かなり登ってきたつもりでも、まだ中間。

山ノ鼻ルートは、

「結構長い」「しぶとい」

という印象です。

湿原を抜けてから山頂近くまで、基本的には登りが続きます。

山頂が近づくと多少緩やかになりますが、それまではなかなか楽になりません。


蛇紋岩よりも「道の歩きにくさ」が大変だった

至仏山といえば、滑りやすい蛇紋岩が有名です。

今回は岩が比較的乾いていたため、蛇紋岩で大きく滑る場面はほとんどありませんでした。

これはかなり助かりました。

それよりも子どもにとって大変そうだったのは、

  • 大きな岩
  • 不規則な段差
  • 岩をまたぐ場所
  • 水が流れている場所

といった、登山道そのものの歩きにくさでした。

正直、道の歩きやすさだけなら、今回より標高の高い仙丈ヶ岳の方が歩きやすかったと感じます。


木道が小さな沢に|長男はダム作りで気分転換

場所によっては、木道の上を水が流れ、小さな沢のようになっていました。

長男は疲れてくると、水の流れを見つけて石などでダム作り。

登山中に突然遊び始めます。

親としては先へ進みたいところですが、こういう時間が本人なりの気分転換になっていました。


10:00頃 鎖場3か所|意外と問題なし

10時頃、鎖場が続きます。

一番登りにくい鎖場

事前にはここを少し警戒していました。

しかし実際には、長男はそれほど苦戦しませんでした。

これまで何度か山を経験していることもあり、岩場や鎖を使って淡々と登っていきます。

今回に関しては、

鎖場よりも序盤の普通の岩場の方が危なかった

という結果になりました。

ただし手を岩につく場面もあり、長男は少し手を擦りむきました。

今回は手袋を持参しませんでしたが、子どもについては薄手の手袋があってもよかったと感じます。


山ノ鼻側は途中撤退しづらい

山ノ鼻側を歩いて強く感じたのが、途中撤退のしづらさです。

このルートは登り方向の一方通行。

そのため、

「無理なら来た道を戻ればいい」

という考えでは歩きにくいコースです。

もちろん緊急時は安全最優先ですが、基本的には至仏山まで登りきり、鳩待峠側へ抜ける前提になります。

子連れの場合、

天候・出発時間・子どもの体調を十分確認した上で入る必要がある

と感じました。

尾瀬ヶ原を歩く感覚の延長で入る山ではありません。


11:30 山頂下のベンチへ

11時30分、至仏山山頂下のベンチへ到着。

ここまで来ると、長かった登りもあと少し。

長男も序盤の泣いていた姿が嘘のように、淡々と歩いていました。


12:00 念願の至仏山登頂

12時、至仏山山頂へ到着。

2年前に撤退した山へ、ようやく親子で登頂できました。

山頂からは尾瀬ヶ原も見えましたが、少し雲がかかっています。

一方で反対側には晴れ間もあり、気持ちの良い山頂時間を過ごせました。

山頂にはそれなりに登山者がいました。

ただし、

  • 座れない
  • 写真を撮れない

というほどの混雑ではありませんでした。

15分ほど休憩し、12時15分に出発します。


登頂後の長男の感想は「楽しかった」

山頂で感想を聞いてみました。

長男の答えは、

「楽しかった」

いつも通りの一言。

もともとあまり感想を長々話すタイプではありません。

序盤にあれだけ泣いて「帰りたい」と言っていたのに、登りきれば「楽しかった」。

これもいつもの長男です。


至仏山〜小至仏山は気持ちのいい稜線歩き

至仏山から小至仏山へ向かいます。

奥の山が小至仏山

この区間は、それまでのひたすら登る山道とは少し雰囲気が変わります。

稜線を歩きながら、

ちょっとした縦走をしているような気分

になれる気持ちのいい区間でした。

12時50分、小至仏山到着。

ただし、この頃になるとガスが濃くなってきました。

景色もあまり見えなかったため、写真を撮ってそのまま通過します。


13:20 2年前の撤退地点へ

そして13時20分。

小至仏山下のベンチへ到着しました。

ここは2年前、鳩待峠から登ってきた時に時間切れで撤退した場所です。

今回は至仏山へ登頂した後、反対方向から下ってきました。

2年前にはここから先へ進めなかった。

今回は山頂を越えてここまで来た。

個人的には山頂と同じくらい印象に残る場所でした。


鳩待峠側は「別の山」のように歩きやすい

小至仏山から鳩待峠へ下っていくと、道の印象がかなり変わります。

木道や階段が整備され、山ノ鼻側より明らかに歩きやすい。

オヤマ沢田代

2年前は鳩待峠からの往復を狙ったルートでしたが、

鳩待峠側と山ノ鼻側は、同じ至仏山とは思えないほど違う

という印象です。

鳩待峠側から小至仏山方面へ登るルートであれば、大菩薩嶺、筑波山、乗鞍岳などを問題なく歩ける子なら挑戦を検討しやすいと思います。

一方で、今回歩いた山ノ鼻側は別物。

距離だけでなく、歩きにくさや撤退のしづらさまで含めて考える必要があります。


木道は滑る|私は下山中に2回尻もち

鳩待峠側は歩きやすいとはいえ、注意点があります。

それが濡れた木道。

特に斜めになった木道は非常に滑ります。

長男は平気で歩いていましたが、私は2回尻もちをつきました。

尾瀬では岩場以上に、

濡れた木道にも注意

した方がいいです。


下りはほぼ休憩なし|「ママに会いたい」

至仏山を越えてから、長男はほとんど休みませんでした。

理由は、

「早くママに会いたい」

から。

2年前の撤退地点であるベンチでは一度立ち止まりましたが、それ以外は雑談しながら淡々と下ります。

体力的にはかなり余裕があるように見えました。

鳩待峠が近づいてくると、

「次は富士山」

という話までしていました。

序盤の号泣は何だったのかと思うほどです。


14:50 鳩待峠で妻・次男と合流

14時50分、鳩待峠へ到着。

登山口では妻と次男が待っていました。

長男は次男を見つけると、すぐにハグ。

次男は少し面倒そうな顔をしていました。

その後、妻にも抱きついて、ようやく落ち着いた様子でした。


登山組と尾瀬ヶ原組に分かれる家族旅行は可能

今回、

私+長男:至仏山登山

妻+次男:尾瀬ヶ原散策

に分かれて行動しました。

この方法自体は十分現実的です。

ただし問題は待ち時間。

妻と次男は12時40分頃には鳩待峠へ到着。

私たちが到着したのは14時50分だったため、約2時間待つことになりました。

幸い鳩待峠には食堂・カフェがあり、そこで時間を潰せました。

家族を登山組と散策組に分けるなら、登山側がもう少し早く出発した方が全体としては動きやすいと思います。


水は2.5L|登りで長男がかなり飲んだ

今回は私と長男分で、水を合計2.5Lほど持参しました。

特に登りでは長男がかなり水を飲み、

「これ、足りるかな?」

と途中で少し心配になるほど。

ところが山頂を越えると飲む量が一気に減りました。

以前より明らかに登山中に水を飲む量が増えています。

子どもの成長とともに、必要な水の量も変わってきました。

山ノ鼻から鳩待峠までは、途中に山小屋や給水場所はありません。

十分な量を最初から準備する必要があります。


長男のザックは軽め

長男自身にもザックを背負わせました。

中身は、

  • 水500ml
  • おにぎり
  • お菓子

程度です。

雨具など主要装備や、多くの水は私が持ちました。

子ども自身にも荷物は持たせますが、登頂そのものを優先して重くしすぎないようにしました。


食料はおにぎり4個+お菓子

食料として、おにぎりを4個持参。

登山中に少しずつ食べました。

そして今回、何度も助けられたのがお菓子。

体力回復というより、メンタル回復アイテムとして非常に優秀でした。

特に子連れ登山では、好物をいくつか用意しておいて損はないと思います。


持って行った装備

今回の主な装備は、

  • 登山靴
  • ザック
  • 雨具
  • フリース
  • 帽子

など。

ストック、ヘルメット、手袋は持参しませんでした。

今回は雨具やフリースを使う場面はありませんでした。

ただし山の天気は変わるため、使わなかったとしても雨具と防寒着は必要だと思います。

手袋については、長男が岩で手を少し擦りむいたため、次回は持たせてもいいと感じました。


服装|9月中旬でも登りは暑かった

出発時、長男は、

長袖Tシャツ+薄手の長袖上着

でした。

しかし登り始めると、

「暑い」

と言って上着を脱ぎました。

途中で再び着ることもありましたが、山頂以降はずっと長袖Tシャツ。

私はTシャツの上に長袖シャツを羽織っていましたが、暑くて袖をまくり、ほぼ半袖状態でした。

今回は風もほとんどありませんでした。

ただしガスや天候次第では気温が一気に変わるため、防寒着はザックに入れておいた方が安心です。


山ノ鼻から鳩待峠までトイレなし

子連れでは特に重要なのがトイレです。

山ノ鼻を出発すると、鳩待峠までトイレはありません。

長時間の登山になります。

我が家も携帯トイレを持参しました。

子どもと登る場合は、トイレ事情について事前に考えておいた方がいいです。


尾瀬ヶ原と至仏山登山は分けて考えた方がいい

尾瀬というと、

「平坦な木道を歩く初心者向けの場所」

というイメージもあります。

確かに尾瀬ヶ原はそのイメージに近いです。

しかし、至仏山や燧ヶ岳まで含めると話は別。

今回山ノ鼻から至仏山へ登って、

「尾瀬ヶ原へ行くこと」と「尾瀬の山へ登ること」は完全に分けて考えた方がいい

と感じました。

さらに至仏山でも、

鳩待峠側と山ノ鼻側では難易度の印象が大きく違います。


小学2年生で山ノ鼻から至仏山は登れる?

今回、長男は小学2年生で登頂できました。

ただし、

「小学2年生なら誰でも大丈夫」

とは思いません。

長男はこれまで、

など、少しずつ登山経験を積んできました。

今回もスタッフの方から出発前に、

「長男は大丈夫?」

と聞かれました。

妻は、

「慣れているので大丈夫です」

と答えていました。

下山後、アンケートを取っていたスタッフの方も、妻から長男が山ノ鼻から登っていることを聞いていたようで、

「こんなに小さい子だと思わなかった。よく頑張ったね」

と驚いていました。

標高だけを見ると2,228mほどですが、山ノ鼻側はそれなりに歯応えのあるルートです。


子どもとの至仏山|鳩待峠ルートと山ノ鼻ルートは別物

我が家の感覚では、

鳩待峠側:これまでいくつか登山経験がある子なら挑戦しやすい

山ノ鼻側:十分な登山経験、時間、体調管理が必要

という違いがあります。

特に山ノ鼻側は、

  • 長い登り
  • 岩場
  • 歩きにくい登山道
  • 途中撤退しにくい
  • トイレなし

という条件があります。

子連れなら、天候が悪い日に無理して入るコースではないと思います。


2年前の撤退から再挑戦して感じたこと

2年前の撤退は、今振り返れば長男の力不足というより、出発時間の遅さが大きな原因でした。

▶2年前の至仏山撤退の記録はこちら

今回は至仏山荘に前泊し、朝から行動。

そしてこの2年間で長男自身も登山経験を積みました。

岩場や鎖場でも、気持ちさえ整えば淡々と進めます。

私自身も、

「長男ならこのくらい歩ける」

という体力への信頼感を持てるようになりました。

親側の経験も、2年前とは違っていたと思います。


【まとめ】念願だった親子での至仏山登頂

2年前に撤退した至仏山。

それ以前にも計画しながら登れなかったことがあり、我が家にとっては何度も縁がなかった山でした。

今回、ようやく長男と一緒に山頂へ立てました。

序盤には岩で足を打ち、

「帰りたい」

と泣く場面もありました。

私の声かけが逆効果になり、さらに泣かせてしまう失敗もありました。

それでも少し休み、チョコレートを食べ、気持ちを立て直すと、その後は黙々と山頂まで登りました。

山頂で感想を聞けば、

「楽しかった」。

そして鳩待峠が近づけば、

「次は富士山」。

体力的にはまだ余裕が残っていたようです。

今回改めて感じたのは、長男にとって今の課題は体力よりも、序盤で気持ちが崩れた時にどう立て直すか。

そして親である私自身も、その時にどう声をかけるかです。

山ノ鼻からの至仏山は、子連れで簡単におすすめできるコースではありません。

一方で、これまで段階的に山を経験してきた子どもなら、十分な時間を取り、天候と体調を確認したうえで挑戦できる山でもあります。

そして何より、

2年前に引き返した至仏山の山頂に親子で立てたこと。

それが今回の登山で一番うれしかったことでした。

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